ズッキーニは日本でもお馴染みの野菜となったけれど、このトロンベッタもズッキーニの一種なんですよ。
このちょっと珍しいイタリア野菜について、次から詳しく解説していきますね!
ズッキーニ・トロンベッタとは? 味と特徴
ズッキーニ・トロンベッタとはカボチャの一種で成長するとその名のとおり下部がふくらんだトランペット(イタリア語でトロンベッタ)のような形のかぼちゃとなります。
若い時に収穫されるものがズッキーニと同じように食され、40-50㎝程度の長い形状で普通のズッキーニよりも薄いライムグリーン色をしているのが特徴です。
味の特徴としては普通のズッキーニよりもほんの少しナッツやアボガドような香りがして、やや甘味がつよく、食感がよいのが特徴です。
普通のズッキーニに比べて加熱しても煮崩れしにくいのも特徴で炒め物などにすると美味しいですよ。
ズッキーニ・トロンベッタの旬は?
旬は他のズッキーニと同じように春から夏にかけて。普通の濃い緑色のズッキーニがイタリアでは一年中みかけるのに比べてこのトロンベッタは旬の時期のみ手に入れることが出来る季節の食材です。
イタリアではどこで作られているの?
イタリアではリグーリア州、特にアルベンガ(albenga)市周辺で主に生産されるため、”リグーリアのズッキーニ” と言う意味で別名ズッキーネ・リーグリ(zucchine liguri)とも呼ばれています。
ズッキーニ・トロンベッタの食べ方
通常は加熱調理し、普通のズッキーニと同じような食べ方をします。
種が下の膨らんだ部分に集中しているので気になるようであれば細く長い部分を使うとよいです。ただし種も小さく柔らかいので普通に食べられます。
カリッとした食感が特徴なのでスライスして炒め物にすると美味しいですよ。
その他にもパスタにしたりといろいろな使い方が出来ます。
ズッキーニ・トロンベッタを使ったレシピ
カリッとした食感のトロンベッタは炒め物に最適。イタリアで定番の豆腐料理、カレー炒めにこのズッキーニ・トロンベッタを加えて食感も楽しく。