日本では聞きなれない野菜、カルドン。
イタリア語ではカルド(cardo)と呼ばれるアーティチョークの仲間で、秋から冬にかけてイタリアのメルカートに出回る季節の食材。アーティチョークの香りに少しセロリに似た食感がとても美味しい野菜です。
そしてカルドンの中でもこのカルド・ゴッボ(cardo gobbo)は北イタリアのピエモンテ州のニッツァ・モンフェラートの特産品でカルドンの中でも唯一生で食べられる珍しい品種。その繊細な香りや味わいは一度食べると虜になる美味しさです。
カルド・ゴッボのアンチョビソース煮の作り方
材料 (4人分)
- カルド・ゴッボ 700g
- 塩漬けアンチョビ 3匹分 (オイル漬けなら5-6切れ)
- ニンニク 1片
- バター ひとかけ
- EVオリーブオイル 適量
- 塩 少々
作り方
- カルド・ゴッボは両端のトゲと表面のすじを取り、5-6㎝ほどの長さに切る。
- 沸騰した湯で6-7分ほど茹でる。茹でたら湯を切っておく。
- フライパンにたっぷりのオリーブオイル、みじん切りにしたニンニク、アンチョビを入れて弱火で香りが立つまで温める。カルド・ゴッボと少量の水を入れて蓋をし10-15分ほど時々混ぜながら煮る。必要ならば塩で味を調える。仕上げにバターを落として出来上がり!