イタリアでのムール貝の定番の食べ方がこれ、グアツェット(guazzetto)。
次からこのとっても美味しい料理について詳しく解説していきますね!
ムール貝のグアツェットとは?
グアツェット(グアッツェット)とは魚介類などのトマト煮のこと。ムール貝のワイン蒸しにトマトを加えたようなものと言えばわかりやすいかもしれないですね。
作り方は至って簡単で先にトマトソースを作り、そこへムール貝と白ワインを加えて強火で蒸すだけ。
香りづけに今回はタイムとローズマリーを使ったけれど、それ以外でもイタリアンパセリなどでももちろん美味しいですよ。
ムール貝のグアツェットを美味しく作るコツは?
このグアツェットを美味しく仕上げるポイントは何といってもムール貝をふっくらと仕上げること。
蒸しすぎると貝が縮んでしまうので強火で手早く蒸すのが重要。
フライパンで蒸してもいいし、鍋でも大丈夫。鍋を使う場合は底の方と上の貝で火の通りにむらができるので、その場合はアルミホイルで落とし蓋のように貝を覆ってから鍋の蓋をして蒸すと全体が均一に蒸せるのでおすすめ。
スープも残さず食べてね!
このグアツェット、ムール貝を美味しく食べた後は是非お皿に残っているスープにパンを浸して食べてみて下さい。
「あぁ幸せ!」
と思わず口に出してしまう、そんな一皿をお届けします。
ムール貝のグアツェットの作り方
材料 (2-4人分)
- ムール貝 1㎏
- トマト 1-2個
- 白ワイン 80㎖
- ニンニク 2片
- タイム 少々
- ローズマリー 少々
- EVオリーブオイル 大さじ2-3杯
作り方
1)流水で一つ一つ丁寧に洗い、表明についている汚れをたわしで落とす。貝からはみ出している足糸(そくし)はナイフで切り落とすか口が開く方向へ引っ張り取り除く。ムール貝は岩場に生息する貝なので砂出しは不要です。
※すでに開いている貝でトントンと打ちつけても閉じないものや割れている貝は捨てること。
2)鍋もしくはフライパンに1㎝角に切ったトマト、半分程度に切ったニンニク、オリーブオイル、タイムとローズマリーを入れて弱火で2-3分、トマトが軽く煮崩れるまで炒める。
3)鍋にムール貝と白ワインを加えて蓋をし、強火で2分ほど貝が軽く開くまで蒸す。高さのある鍋の場合はアルミホイルで落とし蓋をしてから鍋の蓋をすると、貝が均一にふっくらと蒸せます。もしくはフライパンで作ってもいいです。ムール貝自体に塩分が含まれているので塩は不要です。※蒸しても開かなかった貝は取り除いて下さい。