“ホワイトアスパラガス”、それだけで春を感じるなんとも優美な存在。
イタリアでのホワイトアスパラの有名な産地と言えばやはり北イタリアのヴェネト州。
このヴェネトでの代表的なホワイトアスパラの食べ方、それがこの卵のソースと食べる “バッサーノ風(ヴェネト風)” です。
ホワイトアスパラガスのバッサーノ風とは?
ホワイトアスパラの有名な産地でもあるバッサーノにちなんで “バッサーノ風” と呼ばれるこの一皿、どんなものかと言えば割とシンプル。
アスパラに茹で卵(好みにもよるけれど半熟が定番)とオリーブオイル、少しのワインビネガーを混ぜたものをかけて食べるというもの。
ホワイトアスパラそのものが美味しいので、やはりこんなシンプルな食べ方が一番ホワイトアスパラの美味しさをダイレクトに味わえますね。
ホワイトアスパラのバッサーノ風を美味しく作るコツ
まずホワイトアスパラはその繊細な色とは反対に皮は繊維質で固いので、先の方からしっかりとピーラーで剥くのを忘れずに。
そして、少し手間をかけてさらに美味しくするには、ホワイトアスパラは茹でる時に一工夫。
アスパラをタコ糸でしばって鍋に立て、初めに下半分を茹でててから寝かして全体を茹でると美味しく茹でれます。※ただし、白アスパラの太さが均一であれば、一気に全体を茹でても大丈夫ですよ。
緑のアスパラは食感を残すようにさっと茹でるのが美味しいけれど、ホワイトアスパラは、しっかりと茹でるとトロリと柔らかくなり なんとも美味しくなります。
さぁ!アスパラが美味しく茹であがったら卵のソースをかけてパクリ。
イタリアの、美味しい春をお届けします!
ホワイトアスパラガスのバッサーノ風の作り方
材料 (2人分)
- ホワイトアスパラガス 250g
- 卵 2個
- EVオリーブオイル 大さじ3杯
- 白ワインビネガー 大さじ½杯
- 塩
- 黒コショウ
作り方(動画版)
作り方(静止画版)
1)ホワイトアスパラは先端から5㎝くらいのところから皮をむく。※まな板にアスパラを寝かせてピーラーで皮をむくとアスパラが折れずにやりやすいです。
2)アスパラを束にしてタコ糸で縛り、水と塩少々を入れた鍋に立てて火にかける。下半分を5分ほど茹でてから糸をほどいてアスパラ全体を3-5分ほど茹でる。
※ゆで時間は、アスパラの太さによって要調整。
3)卵を好みの固さに茹で、オリーブオイル・ワインビネガー・塩・胡椒と混ぜ合わせる。茹でたらアスパラにこの卵ソースをかけて召し上がれ!
※固ゆで卵の場合は、アスパラのゆで汁を少々加えると、ソースに滑らかさが出ますよ!