ストラッチェッティとは?
ストラッチェッティ(straccetti)とは “引き裂いた” という意味のイタリア語で、肉類を細切りにして炒めたり、焼いたりした料理のことを言います。
イタリアでストラッチェッティの定番と言えば、この鶏むね肉とパプリカの組み合わせ。
この二つをフライパンでニンニクと炒めてレモンを絞るのがイタリアでよく見るレシピだけれど、今日はこれにお醤油を加えたちょっと和風なバージョン。
にんにく+醤油+レモン、と聞くだけで美味しいのはお分かりいただけると思う。
そして鶏むね肉をしっとりジューシーに仕上げるコツは小麦粉を少々まぶしてから強火でこんがりと焼くこと。
これだけでマリネなどしなくても十分にしっとりと仕上がります。
また、小麦粉を使うのでフライパンに残ったソースが少しトロリとなり、これが鶏肉に絡んでさらに美味。
イタリアンの定番にちょっとお醤油を加えるだけで白ご飯がすすむ一品に。
やっぱり、白ご飯には醤油味だな。
鶏胸肉とパプリカのストラッチェッティの作り方
材料 (4人分)
- 鶏むね肉 400g
- 赤パプリカ 1個
- 黄パプリカ 1個
- レモン 1個
- にんにく 1片
- イタリアンパセリ(or ネギでも) 少々
- 薄力粉 少々
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ2
- EVオリーブオイル 適量
- 塩 少々
- 胡椒 少々
作り方
1)鶏むね肉は細切りにして塩、胡椒で下味をつけてから薄力粉を軽くまぶす。パプリカは細切りに、ニンニクは薄くスライス、パセリはみじん切りにする。
2)フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて強火で温める。フライパンが十分熱くなったら鶏肉を入れて表面をこんがりと焼く。9割くらい鶏肉に火が通ったらお皿に移しておく。※ここでフライパンの温度が低いと鶏肉が固くなってしまいます。肉を入れた時にジュっと音がするくらいまでしっかり熱してから肉を炒めて下さい。ニンニクが焦げるようなら取り除いて最後にまた加えて下さい。
3)同じフライパンでパプリカを中火でしんなりとするまで炒める。
4)鶏肉をフライパンに戻して再び強火にし、酒、醤油を加えてフライパンをあおりながらさっとすばやく混ぜ合わせる。最後に刻んだパセリを加え、レモン汁をぎゅっと絞って出来上がり!
イタリアのパプリカについて詳しくはパプリカの美味しい食べ方とレシピ集のページに書いています。
パプリカを使ったイタリアでの定番から絶品レシピまで、いろんな食べ方を載せてます!