イタリアでの定番ソースの一つ、サルサヴェルデ。
次からこのソースについての本場イタリアより解説していきますね!
サルサ・ヴェルデ(バニェット・ヴェルデ)とは?
サルサ・ヴェルデ(salsa verde)とはイタリアンパセリ、アンチョビ、ワインビネガー、パンを混ぜ合わせて作るイタリアのソース。サルサ・ヴェルデとはイタリア語で “緑のソース” という意味なんですよ。
北イタリアのピエモンテ州でよく使われるソースで肉料理や野菜につけて食べると美味しいソースです。ちなみにピエモンテの方言ではバニェット・ヴェルデ(bagnet verd)と呼ばれます。
作り方はとても簡単で、パンをワインビネガーで浸した後、全ての材料をミキサーにかけるだけ。
このソース、一番典型的なピエモンテでの食べ方は上の写真のようにカルネ・ボッリータと呼ばれる茹でた肉類につける食べ方。ワインビネガーの酸味が効いたこのソースは茹で肉料理ととてもよく合います。
ブロード(ブイヨン)作りの際に使用した肉類にこのソースをつけて食べても美味しいし、もちろんそれ以外でもパンに塗ったりといろいろな使い方が出来ます。
いつも料理にちょっと添えてみる。
いつもの料理がぐっと変化する。
サルサ・ヴェルデ、なかなかの名脇役です。
サルサ・ヴェルデ(バニェット・ヴェルデ)の作り方
材料 (作りやすい分量)
- イタリアンパセリ 正味50g
- パン 50g
- ワインビネガー 50㎖
- 塩漬けアンチョビ 2-3匹 (オイル漬けのものなら20gほど)
- ニンニク 1片
- オリーブオイル
作り方
(下準備)
- イタリアンパセリは水で洗い、茎を取り除く。
- ニンニクは小さく切る。
1)パンを小さくちぎってワインビネガーで湿らせる。
2)塩漬けアンチョビは水で塩を洗い落として骨を取り除く。オイル漬けのものならそのまま使用して大丈夫です。
3)全ての材料を合わせてミキサーにかけて出来上がり。