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鮭とポロ葱のクリームシチュー

鮭とポロ葱のクリームシチュー cream stew di salmone e porro alla giapponese

“サーモン(鮭)とネギ” というのはつくづく相性がよい組み合わせだと思う。 今日の一皿はイタリアで一般的な葱の一種であるポロ葱(リーキ)を使った鮭のクリームシチュー。 ポロ葱は日本で一般的な長ネギや万能ねぎと異なり、刺激臭が少なく甘味が強い葱。なのでこれを玉ねぎの代わりに使ってみたらとっても美味しい一品になりました。     話はちょっとそれるけれど、こういうクリームシチューというのは意外とイタリア、及びヨーロッパで見ることはない料理。ハンガリーやポーランドなどの東欧諸国では似たような料理があるけれどシチューというよりスープ料理。 それもそのはず、クリームシチューって実は日本発祥の料理だそう。   でもこのレシピではポロ葱で作るし、仕上げにパルミジャーノを加えたり と日本の家庭料理にちょっとイタリアンテイストが加わった一品。 …

risotto ai porri e robiola ポロ葱(リーキ)のリゾット

ポロ葱とチーズのリゾット

ポロ葱とは下仁田葱のような大きく太い西洋葱のことで長ネギよりも香りも味も穏やかで甘味があるのが特徴。日本では英語名のリーキとも呼ばれ、イタリアではどこでも手に入るごく一般的な葱の一種。 今日の一皿はこのポロ葱(リーキ)を使ったリゾット。 ポロ葱のリゾットにチーズを加えて少しこくや厚みを出すのがポイント。 今回使ったのはロビオーラという少し酸味のあるイタリアのチーズだけれど、もちろん他の手に入るチーズでOK。 またシンプルにポロ葱とチーズだとポロ葱の味と香りがしっかりとストレートに味わえるし、もうちょっとボリューム感を出したければここへベーコンなどを少し加えても美味しい。   日本ではまだちょっと珍しい野菜のポロ葱。 こんなリゾットにしてイタリアンに味わってみるのはいかがでしょうか?   Visualizza …

チコリのフリット firittelle di cicoria

チコリ(チコリーノ、カタローニャ)のフリッテッレ

日本でチコリと言うとチコリボートでお馴染みの薄緑色のチコリを思い浮かべる人が多いでしょうか。 しかしイタリアではひと口にチコリと言っても実に様々な種類が存在します。 今日の一皿はこのチコリを使ったフリッテッレ(frittelle)。フリッテッレとは小麦粉などの生地を揚げたもので野菜を混ぜたりするのも一般的。またはリンゴなどのフリーツを入れて揚げる甘いバージョンもあります。 今回使ったのはバラの花のような見た目のチコリの一種でイタリアではチコリーノと呼ばれる品種。 その他にもタラッサコと呼ばれる西洋タンポポや、カタローニャなどの苦みのあるチコリ系の野菜で作っても美味しいし、それ以外でもアスパラガスなど好きな野菜を入れていろいろアレンジできます。 また、イタリアのフリッテッレにはいろいろな生地の作り方があり、日本の天ぷらとほぼ同じような作り方もあれば、その真逆の作り方もあるんです。 今回は天ぷらとは全く異なる方法で薄力粉、ベーキングパウダーと炭酸水をグルグルと混ぜ合わせ、生地を休ませてから揚げる作り方。 このやり方だと表はさっくり、中はふんわりとしtたお菓子のような食感に仕上がります。天ぷらでは生地に粘りを出すことはご法度だけれど、イタリアではこんな作り方もあるんですよ。   このフリッテッレ、揚げたてを口にポイポイと放り込みたくなる美味しさ。 …

鶏むね肉とポロ葱のハンバーグ

鶏むね肉はその栄養素やヘルシーさから最近注目を浴びている食材。 と言ってもむね肉自体は昔から当然存在しているけれどそのパサパサした食感からあまり人気が無かったというだけの事。 いろいろな方法でむね肉をジューシーに仕上げる方法はあるけれど私が好きなのはこのハンバーグ。 ポロ葱とショウガを加えて香りよくあっさりと仕上げる。フードプロセッサーにかけるので鶏ミンチで作るよりもフワッとした食感になって美味しい。 というよりも、イタリアでは鶏ミンチは普通のスーパーではあまり売っていないのだ。たまに見かけるけれど牛や豚のミンチのようにどこでも必ず置いているわけではない。鶏やターキー自体はイタリアでも定番の肉類なのだけれどなぜかミンチが無い。イタリア人の夫も 「鶏ミンチを使った料理は思い浮かばない。」 と言う。 フードプロセッサーにかけるので普通のミンチ肉のハンバーグより柔らかく成型しにくいけれど手を水で濡らしてから成型するとくっつかずに簡単にできる。そして表面に軽く焦げ目がつくまで触らない事がきれいに焼くコツ。 出来上がったらぜひポン酢をかけてどうぞ。 あっさり美味しい和風ハンバーグの出来上がり! …

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