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サルシッチャとポレンタのアブルッツォ風

polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風

ポレンタ (polenta) とはトウモロコシの粉から作るピュレ状の食べ物で、イタリアの冬では山岳地帯でよく食べられる定番料理。 北イタリアの方がポレンタ文化は強いけれど、今日の一皿はイタリアのソーセージであるサルシッチャのトマト煮を合わせるアブルッツォ風。北イタリアではバターやチーズがたっぷりのポレンタに対して南へ行くとトマトが効いたソースになるのがやはり中部~南イタリアのポレンタらしいなと思います。 アブルッツォ州は中部~南イタリアのアドリア海側に位置する州で、アブルッツォ州の冬のスキー場ではこんな感じのポレンタがよく出てくるんですよ。 またポレンタ粉も北ではポレンタ・ブラマータのような粗引きの粉なのに対して中部~南イタリアのポレンタは比較的細かな挽き方なのも特徴。今回はフィオレットと呼ばれるさらさらとした粒子の細かい粉を使っています。 ※とは言ってもイタリアの大手スーパーは北から南、大体同じブランドを扱っているのですが。。。 イタリアでポレンタというと冬の代表的な料理の一つ。 実際にポレンタを食べると心も身体もあったまる、そんな印象を受けます。   …

risotto con salsiccia e zafferano サルシッチャとサフランのリゾット

サルシッチャとサフランのリゾット

太陽の降り注ぐ夏も去り、秋になるとこういう一品が食べたくなる。 今日の一皿はサルシッチャとサフランのリゾット。 サルシッチャとはイタリアのソーセージのことでそのまま焼いたり、煮込んだり、またはこうしてリゾットに使ったりもするんです。 このサフランとサルシッチャのリゾットは北イタリアのロンバルディア州にあるモンザという街の郷土料理であるリゾット・アッラ・モンゼーゼ(risotto alla monzese)からインスピレーションを受けて作ったもの。 本当のリゾット・アッラ・モンゼーゼにはサルシッチャ・ルガーネガ(salsiccia luganega)というチーズ(グラーナ・パダーノ)、ワイン、ブロードなどが入っているロンバルディア州のサルシッチャを使うのだけれど、今回はこれが手元に無かったので普通のサルシッチャで代用。 それでもサフランの香りとサルシッチャというのはやはり相性抜群。   …

サルシッチャとマッシュルームのニョッキ gnocchi con salsiccia e funghi

サルシッチャとマッシュルームのニョッキ

サルシッチャとマッシュルームのソースのそれはそれは美味しいそうな香りに食欲を刺激されない人はいないと思う。 サルシッチャ(salsiccia)とはイタリアのソーセージ(豚肉の腸詰)のことで、塩分がよく効いていてスパイスやハーブなどで香りづけされたものもあったりといろんな種類があるんです。肉の旨みもたっぷりでサルシッチャを使うだけでいろんな料理が手軽に美味しくなるとても便利な食材。 もちろん、そのまま焼いて食べても美味。 そしてマッシュルーム、今回はジャンボマッシュルームという普通のマッシュルームを大きく成長させたものを使ったけれど、もちろん普通のマッシュルームでOK。 マッシュルームとニンニク、イタリアンパセリの炒め煮はトリフォラーティと呼ばれ、それだけでも十分に美味しいです。 今回はニョッキから手作りしたけれど、ニョッキはジャガイモと小麦粉があれば家で作れるんですよ。もちろん、ニョッキが手に入るならニョッキだけ買ってきてソースに合わせるともっと手軽。 でも週末など、時間のある時ならニョッキから作ってみるのも楽しいし、うちは子供と粘土遊びのような感覚で遊びながら作るんです。ジャガイモを茹でるのはレンジをうまく活用してもいいですね。   時間をかけて作る週末の一皿。   …

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