サルシッチャとポレンタのアブルッツォ風

サルシッチャとポレンタのアブルッツォ風

ポレンタ (polenta) とはトウモロコシの粉から作るピュレ状の食べ物で、イタリアの冬では山岳地帯でよく食べられる定番料理。

北イタリアの方がポレンタ文化は強いけれど、今日の一皿はイタリアのソーセージであるサルシッチャのトマト煮を合わせるアブルッツォ風。北イタリアではバターやチーズがたっぷりのポレンタに対して南へ行くとトマトが効いたソースになるのがやはり中部~南イタリアのポレンタらしいなと思います。

アブルッツォ州は中部~南イタリアのアドリア海側に位置する州で、アブルッツォ州の冬のスキー場ではこんな感じのポレンタがよく出てくるんですよ。

polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風
トマトソースがたっぷりのポレンタ

またポレンタ粉も北ではポレンタ・ブラマータのような粗引きの粉なのに対して中部~南イタリアのポレンタは比較的細かな挽き方なのも特徴。今回はフィオレットと呼ばれるさらさらとした粒子の細かい粉を使っています。

※とは言ってもイタリアの大手スーパーは北から南、大体同じブランドを扱っているのですが。。。

左:フィオレット(fioretto)と呼ばれるさらさらとしたポレンタ粉。アブルッツォ州でよく使われるタイプ        右:ブラマータと呼ばれる粗びきのポレンタ粉。主にロンバルディア州でよく使われるタイプ。イタリア各地のいろんなポレンタについてはポレンタの種類と美味しい食べ方のページに詳しく書いています

イタリアでポレンタというと冬の代表的な料理の一つ。

実際にポレンタを食べると心も身体もあったまる、そんな印象を受けます。

 

南北に長いイタリア。

ポレンタも北から南、いろいろあるんですよ。

INGREDIENTS (5-6人分)

  • ポレンタ粉 400ℊ
  • サルシッチャ 4本
  • 牛ミンチ 200g
  • 赤ワイン 100ml
  • トマトピューレ 700ml
  • 人参 1本
  • セロリ 1本
  • 玉ねぎ 1個
  • ニンニク 1辺
  • ローリエの葉 数枚
  • ローズマリー 少々
  • EVオリーブオイル 適量
  • 塩 適量

HOW TO COOK

polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風
1)サルシッチャはローリエの葉とともに10分ほどフツフツと沸く状態を保ちながら下茹でする。
polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風
2)みじん切りにした玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニクをローリエの葉、ローズマリーとともにオリーブオイルでじっくりと野菜がしんなりするまで炒める。
polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風
3)牛ミンチを加えて強火にし、赤ワインも加えてアルコールを飛ばす。
polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風
4)トマトピューレ、サルシッチャ、塩少々を加えて弱火で50分ほどじっくりと煮る。※濃厚なタイプのトマトピューレを使う場合は少し水で薄めて下さい。
polenta e salsicce in umido all'abruzzese ポレンタとサルシッチャのアブルッツォ風
5)ポレンタを作る。約2ℓの水を沸騰させ、塩少々を加えたらポレンタを振り入れながら泡だて器等でダマにならないようにかき混ぜる。弱火~中火でそのまま40分ほど木べらでかき混ぜながら煮る。※ポレンタは10分ほどでピュレ状になりますが、さらに30分ほど煮ることで美味しさが増します。少量の場合は30分ほどでも大丈夫です。