肉厚で旨みが強いコウイカを使ったリピエノが今日の一皿。
リピエノとはイタリア語で “詰め物をした” という意味で今回使ったのは牛ミンチとパルミジャーノ。
イタリアのイカのリピエノはいろんなレシピがあるけれど、こうしてトマトソースで仕上げるのはやはり中部から南イタリアが多いんです。
旨みがたっぷりのソースはパスタと和えるソースとして利用しても美味。
この料理、具を混ぜ合わせてイカに詰めて煮るだけなので、下処理済みのコウイカを使えば割と簡単に出来ちゃいます。コウイカは肉厚なので弱火で柔らかくなるまでじっくりと煮るのがポイントと言えばポイント。
簡単で美味しいこの一皿、ワインの用意をどうぞお忘れなく!
材料 (4人分)
コウイカの肉詰め用
- コウイカ 2杯 (下処理済のもの 1杯 約300gを使用しています)
- 牛ミンチ 300g
- パルミジャーノ 50g
- パン 70g
- ニンニク 1片
- イタリアンパセリ 少々
- 塩 小さじ½杯
ソース用
- トマトピューレ 150㎖
- 白ワイン 80㎖
- 玉ねぎ ¹⁄3個
- ローリエの葉 3枚
- オリーブオイル 大さじ3杯ほど
作り方
1)ボウルに牛ミンチ、水で濡らして固く絞ったパン、パルミジャーノ、みじん切りにしたパセリとニンニク、塩を入れて捏ねる。
2)コウイカは水で洗い、キッチンペーパーでよく水気をふく。
3)イカに混ぜ合わせた具を詰めてタコ糸でしばる。※タコ糸がなければ無くても大丈夫です。
4)フライパンにオリーブオイル、みじん切りにした玉ねぎ、ローリエの葉を入れて弱火で玉ねぎに透明感が出るまで軽く炒める。
5)肉詰めしたイカを入れて両面を軽く焼く。
6)強火にして白ワインを加えて香りをだす。
7)フライパンに1㎝ほど水(分量外)を入れて蓋をし、弱火で30〜40分ほど煮る。途中で必要ならば水を足す。
8)トマトピューレを加える。※イカから塩分が出るのでソースに塩は加えない、もしくは仕上げに様子をみて加えて下さい。
9)そのままソースを軽く煮詰めて出来上がり。