イタリアで冬の訪れとともに出回るサボイキャベツ。
煮込んだり、中の柔らかい部分は生でサラダにして食べたりといろいろな食べ方があるイタリアの冬の定番野菜の一つです。
このサボイキャベツを使った我が家の定番レシピはこのキッシュ。
さっと湯通しした葉をパイ生地代わりにして、中にスカモルツァチーズやジャガイモ、ポロ葱、北イタリア、チロル地方のスペックと呼ばれる燻製された生ハムなどをたっぷりと。もちろんそれらが手に入らなければ好みのチーズやベーコン、他の具材に変えてもOK。
このキッシュ、美味しく作るコツとしてはサボイキャベツの外側の少し硬い大きな葉の部分を使うのでオリーブオイルを振りかけて葉がパリッとなるまでしっかりと焼くと美味しくできますよ。
葉に少し焦げ目が入るまで焼きあがったキッシュを熱々のうちにいただく。
冷え込む夜に、たまにはこんなキッシュはいかがでしょうか?
サボイキャベツのキッシュの作り方・レシピ
材料 (直径28㎝のパイ型)
- サボイキャベツの葉 (外側の大きな葉) 8枚ほど
- ポロ葱(リーキ) 2本
- スペック(or ハムやベーコン) 70g
- ジャガイモ 1個
- スカモルツァチーズ(orピザ用チーズなどでも ) 100g
- パルミジャーノ 30g
- 卵 4個
- 牛乳 150㎖
- 塩 少々
- コショウ 少々
作り方
1)ポロ葱はよく洗い小口切りに、ジャガイモは皮を剥いて縦半分に切り薄くスライスする。フライパンに油を引き(分量外)、ポロ葱とジャガイモがしんなりとするまで中火で炒める。
2)スペック(もしくはベーコン)を加えてさらに炒め、コショウで味を調える。(スペックやベーコンから塩分が出るので塩は控えめ、もしくは入れなくてもよい)
3)サボイキャベツの葉を洗って芯の部分を取り除いたものを軽く湯通しし、水分をよくきった後にパイ型に広げる。
4)2の具をキャベツの葉を広げたパイ型に入れ、細かく切ったスカモルツァチーズ(もしくは好みのチーズ)を散らす。
5)卵、牛乳、パルミジャーノ、塩少々を混ぜた液を4に流しいれ、キャベツの葉で覆うように蓋をし、オリーブオイルを表面に軽く塗る。180℃に熱したオーブンで35~40分ほど焼いたら出来上がり。