主な材料は二つ、カンネリーニ(白インゲン豆)とセロリ。
このシンプル極まりないミネストラは南イタリア、アブルッツォ州の一部の地域でクリスマスイブに食べられる一皿なんです。
イタリアでは伝統的にクリスマスイブの日には肉はご法度。なのでこうした野菜料理や魚料理が食されるんですよ。もちろん、とてもシンプルで簡単なので普段の日に食べても良し!な一皿です。
さてこのミネストラ、材料も作り方もとてもシンプル。
一晩水に浸けておいた白インゲン豆(イタリア語でカンネリーニ)を柔らかく炊いた後、セロリと煮るだけ。
このミネストラを美味しく仕上げるコツはたった一つ、お豆が指で簡単につぶれるほど柔らかく煮ること。
日本では豆とセロリの組み合わせはちょっと意外でしょうか。
でも食べてみると、その相性のよさに気づくはず。
少し冷え込んだ夜。
こんな温かでほっとするミネストラが食べたくなります。
カンネリーニ豆とセロリのミネストラ 作り方・レシピ
材料 (4人分)
- カンネリーニ(白インゲン豆) 300g
- セロリ 2本
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
(1)カンネリーニ(白インゲン豆)を一晩(7-8時間)水に浸けておく。
(2)鍋にたっぷりの水と一晩水に浸したカンネリーニを入れ、40分ほど弱火でじっくりと柔らかくなるまで煮る。
(3)豆を炊いている間にセロリを適当な大きさに切る。
(4)カンネリーニが柔らかく炊けたら湯を切って鍋に戻し、セロリ、オリーブオイル、塩、水を加えて弱火でじっくりと30分以上とろ火で煮る。途中で必要ならば水を足す。豆が少し煮崩れるくらい柔らかく、クリーム状になったら塩で味を調えて出来上がり。