行楽シーズンのお弁当にもピッタリなこのサラダ。
サラダと言っても麦と野菜にチーズも入っているので一品で食べ応えも十分。
今回使ったのはティミリア(timilia)という硬質小麦の一種。
地中海沿岸に古くからあった麦なのだけれど作付け面積当たりの収穫量の低さから一般的な品種改良された小麦に押されて今ではシチリアの一部でのみ栽培されるのみとなってしまった珍しい麦。
農薬や化学肥料を使わなくても育つ強い小麦なのでビオ栽培が比較的しやすい穀物だそう。イタリアでもビオ食材店などで見かけるのみで普通のスーパーでは手に入らない貴重な穀物の一つです。
ファッロ(スペルト小麦)とオルゾ(大麦)の中間のような味なのでファッロやオルゾで作ってもOK。もちろんその他のもち麦などの麦で作っても美味しいですよ。
サヤインゲンは我が家ではこうしてシリアルのサラダを作る時の定番の具材。今回はこれに味のアクセントとしてドライトマトを加えよう。
たっぷりのオリーブオイルで和えた後は冷蔵庫で冷やして夏のサラダランチにもピッタリですよ。
とってもヘルシーなシリアルのサラダ。
これからの季節にピッタリな一品ですね。
麦とサヤインゲンのサラダの作り方
材料 (4人分)
- 好みの麦 320 g
- サヤインゲン 400g
- 好みのチーズ 180g
- ドライトマト 40g
- ニンニク 2片
- バジル 少々
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
- サヤインゲンは水で洗って両端を切り落とした後、1㎝程度に切る。
- 麦は水で洗い鍋でたっぷりの湯に塩を加えて10分ほど茹でる。同じ鍋にサヤインゲンを加えて更に10分ほど麦と一緒に茹でる。
- 麦とさやいんげんを茹でている間にチーズを小さく切り、ニンニクも各片を半分に切る。バジルも適当な大きさに切る。ボウルにチーズ、ニンニク、ドライトマト、バジル、塩、たっぷりのオリーブオイルを入れて混ぜ合わせておく。
- 麦とサヤインゲンが茹で上がったら湯を切り流水で冷やして3のボウルに移して混ぜ合わせる。塩で味を調えて冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。食べる前に香りづけのニンニクをとって召し上がれ!