プンタレッラのローマ風サラダとは?
冬から春先にかけてが旬のイタリア野菜、プンタレッラ。このプンタレッレの食べ方で一番有名なのは、なんと言ってもこのローマ風サラダ。
どんな一品かと言えば、縦に細く切ったプンタレッラを氷水にさらして苦みを和らげた後にアンチョビ、ワインビネガー、ニンニク、オリーブオイルのソースと和えたサラダです。
プンタレッレのほのかな苦みとカリッとした食感が日本人にも人気のサラダで、一度食べると病みつきになる人も多いんですよ。
プンタレッラについて詳しくはプンタレッラの食べ方とレシピ集のページにあります。
このローマ風サラダ以外のいろいろなレシピもありますよ!
このサラダ、作り方の一番の特徴はプンタレッラの切り方。どんな切り方と言えば新芽の下側からナイフで細く割くように切るのが特徴。
これを氷水にさらすと、次第にクルンとカーブしてくるのが見ていてちょっと楽しくなります。
※ただしものによってはあまりカーブしない場合もありますが特に問題はありません。
水にさらす時間は苦みの強さに応じて10分~1時間程度で調整すればOK。(プンタレッラは大きく成長したものよりもまだ若く小さいものの方が苦みが穏やかです。)
後はアンチョビのソースで和えればそれだけでとっても美味しいサラダに。
このサラダ、ローマでは人それぞれ水にさらす時間やソースにこだわりがあるそう。
たかがサラダ、されどサラダ。
このプンタレッレのサラダ、意外と奥が深いかもしれませんね。
プンタレッラのローマ風サラダの作り方
材料
- プンタレッラ 1株
- オイル漬けのアンチョビ 30gほど
- ニンニク 1片
- EVオリーブオイル 50㎖
- ワインビネガー 20㎖
- 黒コショウ 少々
作り方 (動画版)
作り方(静止画版)
1)プンタレッレは水で洗って外側の葉を取り除き、芽ごとに分ける。
2)ナイフで縦半分に切る。
3)根元の方から5㎜程度の幅に割くようにナイフで切る。
4)切ったプンタレッレは冷水に1時間以上つけておく。苦みが穏やかなものはもっと短い時間でも大丈夫。一度生でかじって苦みの強さを味見してみるといいですよ。
5)アンチョビは小さく切り、ニンニクは半分に切る。オリーブオイル、ワインビネガー、アンチョビ、にんにくと混ぜ合わせてソースを作る(ニンニクは生で食べると主張が強いのでニンニクの香りがソースについたら取り除いて下さい)。プンタレッレとソースを和えて出来上がり。好みで黒コショウを少々ふりかけても美味しいです。