花ズッキーニは春から夏にかけて出回るイタリア野菜。
これを見ると
「いよいよ春がやってきたな。」
と感じる季節の食材です。
本日の一皿は花ズッキーニの雌花、つまり花にズッキーニの実がついたものを使用したとっても美味しいパスタ。
花ズッキーニの美味しい食べ方とレシピ集
花ズッキーニの美味しい食べ方は花ズッキーニの下処理方法とレシピ集のページからどうぞ。
デリケートな食材でもある花ズッキーニの扱い方も詳しく説明しています。
このパスタ以外にも花ズッキーニを使ったイタリアでの定番料理のフリットなど、その他の美味しいレシピ集もありますよ!
使ったパスタはフジッリというねじれたショートパスタでイタリアではごく一般的なもの。
もちろん他の好みのパスタを使ってもいいけれど、これにはショートパスタがよく合います。理由は単純、パスタと具が絡みやすいから。
出来上がったパスタの上にペコリーノ・ロマーノという羊のミルクから作ったハードタイプのチーズをおろしてかけるのがお勧め。塩味がきいたチーズなのでとてもよいアクセントとなりますよ。無ければパルミジャーノなど他の硬質チーズでももちろん美味しく出来ます。
イタリアに春を告げる花ズッキーニ。
こんなパスタで春を感じてみるのもいいかもしれないですね。
材料 (2人分)
- 好みのパスタ 200g
- 花ズッキーニ(10㎝ほどの小ぶりのもの) 6-7本
- 牛ミンチ 150g
- 玉ねぎ ¹⁄4個
- ニンニク 1片
- 白ワイン 50㎖
- バジル 5枚ほど
- オリーブオイル 適量
- 塩 少々
- (お好みで)ペコリーノ・ロマーノ 少々
作り方
- みじん切りにした玉ねぎとニンニクをオリーブオイルをたっぷり入れたフライパンで数分弱火で炒める。
- ズッキーニの花の部分は雌しべを取り除き適当な大きさにきる。ズッキーニ本体の方は薄い輪切り、もしくは半月切りに。花とズッキーニと小さく切ったバジルを1に加え、数分炒める。
- 牛ミンチを加えてさらに炒めた後、白ワインを入れて強火にし、アルコールをとばす。その後、再び火加減を弱火にしてさらに5分ほど炒める。
- 沸騰した湯に塩を加え、パスタをゆでる。
- パスタのゆで時間の2分ほど手前になったら、フライパンにパスタとお玉2-3杯ほどのゆで汁を加える。強火でソース、パスタ、ゆで汁を絡めるよるに炒めて出来上がり。お好みですりおろしたペコリーノロマーノやパルミジャーノをかけても美味しいです。