栗粉を使ったイタリアのお菓子で代表的なのがこのカスタニャッチョ。
カスタニャッチョとは一体どんなお菓子なの? どうやって作るの?
次から解説していきますね!
カスタニャッチョとは?
イタリアの秋のお菓子、カスタニャッチョ。
カスタニャッチョ(castagnaccio)とは栗粉を水で溶いて焼いたお菓子のことでイタリアのアペニン山脈地域、特にトスカーナでよく見られるお菓子です。
いろいろなバリエーションが存在するけれど、共通するのはこの栗粉に木の実やドライフルーツを加えたもの。
焼き菓子だけれど泡立ても、捏ねる作業もないのでとても簡単に出来てしまうのもうれしいですね。
そして栗粉自体に甘味があるので砂糖を加える必要もないんです。
このカスタニャッチョ、シンプルで素朴な味わいのお菓子なのではちみつやホイップクリームをつけて食べても美味しいですよ。
我が家の定番は松の実とレーズン、そしてローズマリーを加えて作るカスタニャッチョ。
普段、お菓子とパンは私の担当だけれどこのカスタニャッチョはいつも夫が作ってくれるんです。
理由はもちろん、“簡単だから”。
ソファーでくつろぎながらデザートワインを片手にこのカスタニャッチョを頬張る。
うん、秋の夜長もなかなかいいものですよね。
カスタニャッチョの作り方
材料 (30㎝のパウンド型1個分)
- 栗粉 300g
- 水 380㎖
- 松の実 40g
- レーズン 40g
- ローズマリー 少々
- EVオリーブオイル 大さじ2
- 塩 一つまみ
作り方
(下準備)
- オーブンは180℃に予熱する。
- 焼型にオリーブオイルを塗る。
1)松の実はフライパンで軽くローストする。レーズンは10分ほど水に浸けて柔らかくしておく。
2)栗粉に塩一つまみ、オリーブオイルを加え、水を少量ずつ加えて滑らかになるまでよく混ぜる。
3)松の実、レーズン、ローズマリーを加えて軽く混ぜたら180℃に予熱したオーブンで30分ほど焼いたら出来上がり。