ボリジとはイタリアの野原でよく見かけるハーブの一種で野菜としてもイタリア料理に登場する(ボリジについて詳しくはこちら)。
今日はこのボリジ、イタリア語でボラージネ (borragine) で作る我が家の定番の一皿をご紹介。
ボラージネをアンチョビ、卵とにフライパンで炒めるだけのとても簡単な一品。簡単なんだけれど、意外と癖になる美味しさなんですよ。
ボリジの特徴の一つでもある、トゲのように鋭い毛を柔らかく食べやすくするためにまずは軽く塩ゆでをするのがコツ。それ以外は普通の野菜炒めのように炒めるだけ。
今回はボリュームを出すために卵を加えたけれど卵なしでも美味しいです。
おそらく日本でボリジが食用として売られていることはほとんどないと思うので、イタリアに来られた際に見つけられたら、ぜひ味わってみて下さい。
ハーブ独特の苦みと香りがとても美味しいし、おまけに身体にいいときたら食べない手はないですよね。
ボリジ(ボラージネ)とアンチョビの卵炒めの作り方
材料 (4人分)
- ボリジ 500g
- アンチョビ 20gほど
- 卵 3個
- パルメザンチーズ 30g
- ニンニク 1片
- EVオリーブオイル
- 塩 少々
作り方
- ボリジは水でよく洗い、さっと塩ゆでする。茹でた後は手で絞って水分をよくきり、小さく切っておく。ニンニクはみじん切りにする。卵はボールに割り入れ、パルメザンチーズと塩少々と混ぜておく。
- みじん切りにしたニンニクとオリーブオイルとアンチョビをフライバンに入れ、弱火でアンチョビを崩しながら炒めてる。そこへボリジを加えて軽く炒める。
- 卵とチーズを混ぜた液を加え、かき混ぜながら炒める。卵に火が通ったら出来上がり。