秋から春にかけてイタリアのメルカートでよく見かけるカルチョーフィ。
日本ではアーティチョークと言う英語名で聞いたことがある方も多いかもしれないですね。
今日の一皿はこのカルチョーフィのストゥファート。
ストゥファート(stufato)とは “柔らかくなるまでしっかりと煮た” 料理のことで文字通り、フライパンでカルチョーフィを柔らかくなるまで蒸し煮にするのがこの料理のポイントです。
作り方は至ってシンプルで、蒸し煮にしたカルチョーフィにパルミジャーノをたっぷり入れた卵であえるだけ。
カルチョーフィは下処理が面倒と思われがちだけれど、やってみるとそんなに難しいことは何もないんですよ。
カルチョーフィの下処理方法とレシピ集
カルチョーフィの簡単な下処理の仕方とレシピ集はこちらから。
このストゥファート以外にも、カルチョーフィのパスタ、オーブン焼き、などカルチョーフィのいろいろなレシピ集、イタリアでのいろんな食べ方を紹介しています。
最近は日本でも見かけるようになったカルチョーフィ(アーティチョーク)、卵というお馴染みの食材でつくるこんな素朴なイタリアンなら白いごはんとでもいけますよ。
カルチョーフィのストゥファートの作り方・レシピ
材料 (4人分)
- カルチョーフィ(アーティチョーク) 5本
- 卵 3個
- パルメザンチーズ 30g
- イタリアンパセリ 10g
- ニンニク 1片
- 塩 少々
- オリーブオイル 適量
作り方
- アーティチョークを茎の部分と花の部分に分けて切り、茎の部分は皮を厚めに剥き2㎝ほどに、花の部分は縦に8等分に(大きいものなら12等分に)する(→詳しいアーティチョークの下処理はこちら)。ニンニクとイタリアンパセリはみじん切りに。
- オリーブオイルを引いたフライパンでニンニクを弱火で炒めて香りを出した後、アーティチョークを加えて数分炒める。
- 塩と水(分量外)を少々加えて蓋をし、15分~20分ほど蒸し焼きにする。
- アーティチョークが柔らかくなったらイタリアンパセリ、溶いた卵にパルメザンチーズと塩少々を混ぜたものを流し込み、中火で炒めて卵に火が通ったら出来上がり。