イタリアでよく見る魚の一つにプラテッサ(platessa)というのがある。
このプラテッサ、カレイの仲間なのだけれど淡泊で癖のない味で美味しい。そして食感はカレイよりもさらにフワリと軽い。
今日の一品はこのプラテッサのオーブン焼き。
ケッパーとイタリアンパセリ、ニンニク、そしてパン粉をまぶしてオリーブオイルを垂らしたらオーブンに入れて完成。と、あっという間に出来てしまう。
コツというほどの事はないけれど強いて言えば焼き加減に注意すること。
ちょうど火が通ったころ合いの頃にオーブンからいいタイミングで出せたらプラテッサのフワリと軽い味わいが楽しめる。
そうそう、イタリアではカレイなどの魚は皮ごと剥いでしまう。
イタリアに住み始めたころ魚屋さんで下処理を頼むとバリッと皮を全部取られてしまったのを
「わ、もったいない!」
と思いながら見ていた。
でもこうしてオーブンで焼いたりフライパンで調理したりすると確かに食べやすい。
ニンニク、ケッパー、パセリで味付けした簡単なオーブン焼き。
カレイのレパートリーの一つにいかがでしょうか?
カレイ(プラテッサ)のオーブン焼きの作り方
材料 (2人分)
- プラテッサ (下処理したもの、カレイでもOK) 300g
- 塩漬けケッパー 10粒ほど
- ニンニク ½片
- イタリアンパセリ 少々
- EVオリーブオイル
- パン粉 少々
- 塩
作り方
- イタリアンパセリ、ニンニクはみじん切りにする。塩漬けケッパーは水で塩を洗い落とす。オーブンは200℃に予熱しておく。
- 耐熱皿にオリーブオイルを塗りプラテッサを並べる。
- パセリ、ニンニク、塩、パン粉をまぶしてオリーブオイルを振りかける。※ケッパーの塩分があるので塩は控えめに。
- 200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼いたら出来上がり。