イタリア野菜きっての高級品、ラディッキオ・タルディーボ。
イタリアレストランなどでお目にした方もいるかもしれませんね。
とは言ってもイタリアでは、2株で5-8ユーロ程度。ちょっと贅沢な野菜、といったところでしょうか。
数あるラディッキオの中でもこのタルディーヴォは、ラディッキオの王様と呼ばれる種類で、その香りとほんのりとした苦み、そしてサクッと食感が人気の野菜です。
ラディッキオのいろんな種類とレシピ集
いろんな食べ方が出来るこのラディッキオ・タルディーヴォの中でもお気に入りがこのマリネ。
作り方はとっても簡単で、切って、さっと茹でて、マリネするだけ。
簡単なのだけれど、このタルディーヴォの美味しさをより高めるためにスパイスでちょっと香りづけするのがポイントです。
シナモンはラディッキオの香りととても相性がよく、美味しさが一段と増すんですよ。ただ、シナモンパウダーを直接ラディッキオに振りかけるとシナモンの香りが強すぎるので茹で湯に加えるやり方。
こうすることでほんのりと感じる程度の香りづけをすることが出来ます。
またローリエの葉もラディッキオの香りづけとしてよく使われるのでこれも加えよう。
スパイスでちょっとだけ香りづけしたこのマリネ、タルディーボを一番美味しく味わえるのはこんなシンプルな一皿かもしれないですね。
ラディッキオ・タルディーボのマリネの作り方
材料
- ラディッキオ・タルディーヴォ 2株
- ワインビネガー 150㎖
- ブラウンシュガー 大さじ4杯
- EVオリーブオイル 少々
- シナモン 少々
- ローリエの葉 4枚ほど
- 塩 少々
- 黒コショウ 少々
作り方
- ラディッキオはよく洗い、縦に8等分する。
- 鍋にラディッキオが浸る低度の量の水(約1ℓ)を入れ、ブラウンシュガー、シナモン、ローリエ、塩を加えて湯を沸かす。沸騰したらワインビネガーを加えてラディッキオを30秒ほどさっと茹でて湯から出す。ゆで汁はマリネに使うのでとっておく※茹で過ぎると茶色く変色してしまいますのでさっと茹でて下さい。
- お皿に移してオリーブオイル、塩、コショウ、ゆで汁大さじ4-5杯ほどを加えてマリネする。
- 2時間以上おいて味がなじんだら出来上がり。