パスタ好きでも このフレーグラは聞いたことも見たこともないパスタかもしれませんね。
南イタリアの美しい島、サルデーニャのフレーグラとは一体どんなもの?
レシピとともに解説していきますね!
フレーグラ(フレグラ)とは?
フレーグラ(fregula)とは地中海に浮かぶイタリアの島、サルデーニャ島のパスタ。デュラム小麦のセモリナ粉で作る2-3㎜ほどの粒状のパスタで表面がざらざらとしていて、少し琥珀色をしています。
フレーグラは通常のパスタのように乾燥させたものやオーブンでトーストして作る方法があり、トーストされたものは下の写真のように琥珀色をしていて噛んだ時に独特の歯ごたえと香ばしい香りが感じられます。
同じく粒状のパスタであるクスクスとよく似ていますが、このアルデンテに仕上がる歯ごたえはフレーグラ独特のものと言えるでしょう。
フレーグラの名前はラテン語の “砕けたもの、細かく砕かれたもの” という言葉から来ているのでは?という説もありますが、その由来ははっきりと分かっていません。
さて、このフレーグラで作ってみたのがこのメカジキとトマトソースのフレーグラ。
メカジキの美味しさ+トマト、オリーブ、ケイパーの絶品ソースに茹でたフレーグラを煮含ませるように絡めた一品。
これが美味しくないわけがない。
イタリアでも “独特の文化と言語を持つ” と言われるサルデーニャ島。
そんな美しい島の、極上な一皿をお届けします!
材料 (4人分)
- フレーグラ 400g
- メカジキ 2切れ(約400g)
- ミニトマト 400g
- ブラックオリーブ 15-20粒ほど
- 塩漬けケイパー 大さじ1 ※塩は水で洗い落しておく
- 白ワイン 80ml
- ニンニク 1辺
- イタリアンパセリ 少々
- EVオリーブオイル 適量
- 塩 少々
- 胡椒 少々
作り方
1)フライパンにたっぷりのオリーブオイル、みじん切りにしたニンニク、縦半分に切ったミニトマト、オリーブ、ケイパーを入れてトマトが軽く崩れるまで弱火で炒める。
2)メカジキはさっと水で洗って水分をキッチンペーパーでよくふき取る。皮をとって1.5㎝ほどの角切りして塩コショウをふる。
3)フライパンにメカジキを加えて強火にし、白ワインを加えてアルコールを飛ばす。その後火加減を弱めてメカジキに火が通るまで煮る。
4)沸騰した湯に塩を加えてフレーグラを茹でる。茹でたら湯を切ってフライパンに加え、混ぜ合わせながらソースを煮含ませ、仕上げにイタリアンパセリのみじん切りを散らして出来上がり!