アサリを使った一番シンプルなパスタ料理、ボンゴレスパゲッティ(spaghetti alle vongole)。トマトソースを加えない、“白い”ソースなので、ボンゴレ・ビアンコ (ボンゴレ・イン・ビアンコ)とも呼ばれます。
砂抜きしたアサリをフライパンで蒸し焼きにして茹でたスパゲッティと絡めるだけのとっても簡単な一品です。
作り方にとくにコツというほどのことはなく、強いて言うならパスタの茹であがりのタイミングと貝が開くタイミングを合わせることと、貝に火を通しすぎないことくらい。あとは特にいろいろ考えなくてもアサリが美味しく仕上げてくれるんです。
“簡単で美味しい”
世界中で愛される料理というのは、やっぱりこれに尽きますね。
ボンゴレビアンコの作り方・レシピ
材料 (2人分)
- アサリ 400g
- スパゲッティ 200g
- 白ワイン 40㎖
- ニンニク 1片
- イタリアンパセリ 少々
- 唐辛子 (なくてもOK)少々
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
1)アサリは水で洗って表面の汚れを落とす。すでに割れている貝は取り除く。ざるをセットしたボウルにアサリがひたひたにつかる程度の塩水を入れて暗所に2時間ほどおき、砂抜きをする。砂抜きが出来たらざっと流水で洗う。※塩水は3%程度にして下さい。上の写真は1ℓ程の水に対して小さじ4-5杯程度の塩を加えてます。
2)ニンニクとパセリは薄切りにする(後で取り除き易くするため。好みでみじん切りにしてもいいです)。スパゲッティを茹で始める。茹でている間にフライパンにたっぷりのオリーブオイルとみじん切りのニンニク、唐辛子を入れて弱火で1分ほど軽く炒める。香りが出たらアサリを入れる。
3)すぐに白ワインも加えて強火にし、蓋をして貝が軽く開き始めるまで蒸し焼きにする。※スパゲッティがまだ茹であがっていなかったら貝が軽く開いた時点でいったん火を止めて貝に火が通り過ぎないようにして下さい。
4)アルデンテに茹であがったスパゲッティとゆで汁少々、イタリアンパセリを加えて1分ほどスパゲッティに汁を吸わせるようにしながら炒める。塩は仕上げに様子をみて加えて下さい。※火を通しても開かなかった貝は取り除いて下さい。