秋になると食べたくなるのがカボチャ料理。
今日の一皿はこの秋の代表的な食材でもあるカボチャで作るリゾット。
カボチャのリゾットだけでももちろん美味しいけれどこのカボチャにイタリアでよく加えられるのがなんとエビ。カボチャの甘味とエビというのは意外なようで実はとてもよく合うんです。
リゾットにはブイヨンを使って煮るのだけれど、このリゾットにはビーフブイヨンなどの味の強い肉のブイヨンよりも野菜の優しい味のブイヨンがおすすめ。時間がなければ固形ブイヨンなどを使うのもありだけれど、せっかくリゾットを作るのならブイヨンから手作りしてみるのもいいですね。
大量に作って保存も出来るので一度手作りに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。意外と簡単に出来ますよ!
『カボチャの甘味の海老のうま味』
ちょっといいワインを開けたくなる、
そんなイタリアの美味しい秋をお届けします!
カボチャと海老のリゾットの作り方・レシピ
材料 (2人分)
- お米(カルナローリ米などリゾット用のお米がおすすめ)180g
- かぼちゃ 正味200g
- 海老 7-8尾ほど
- 白ワイン 80ml
- 野菜のブイヨン 700mlほど
- 玉ねぎ ⅓個
- ニンニク 1辺
- EVオリーブオイル 適量
- ローズマリー 少々
- バター 30gほど
- 塩 適量
作り方
1) 海老は殻をむいてワタをとり水で洗う。鍋にオリーブオイルと半分に切ったニンニク、ローズマリーと一緒に海老を炒める。白ワインを加えてアルコールを飛ばしたら海老をお皿に取っておく。
2) 同じ鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにした玉ねぎを透明感が出るまで弱火で炒める。
3) 皮をむいて薄切りにしたカボチャを加えてローズマリー、ブイヨン少々とともにカボチャに火が通るまで煮る。
4)鍋の水分がほぼなくなったら火加減を強めてお米を加え、炒める。 リゾットはこうしてお米をしっかりと炒めることでお米の表面をコーティングし、米粒同士が団子状になるのを防ぎます。
※イタリアではお米は洗わずにそのまま加えますが気になる方はサッと洗ってください。お米を洗わないのは表面のデンプン質を残してクリーミーさを出すためです。
6)ブイヨンを少しずつ加えて煮る。ブイヨンは数回に分けて加えることでリゾットがぼたっとおかゆのように仕上がるのを防ぎます。
6)お米にまだ少し芯が残っている状態で海老と海老を炒めた時の汁を加え混ぜながら数分煮る。お米がアルデンテの状態で火を止めて、バターを加えて木べらでよく混ぜる。