カルチョーフィ(carciofi)とは秋と春に出回る西洋野菜。アーティチョークという名前で聞いたことがある人も多いかもしれませんね。
日本では珍しい野菜だけれど、こちらイタリアではシーズンになると山積みで売られているとてもポピュラーな野菜。
下ごしらえに少し手間はかかるけどその手間をかけてでも食べたい、イタリアーノ達も大好きな食材なんです。
加熱して食べないとダメ?それとも生でも食べられるの?
多くの人が感じる最初の難関、『カルチョーフィの下処理方法』やカルチョーフィについて詳しくはカルチョーフィの美味しい食べ方とレシピ集のページにあります。
イタリアの定番カルチョーフィ料理からとっておきのレシピまで、いろんな食べ方を紹介しています!
今日の一皿はこのカルチョーフィを使ったキッシュ。キッシュと言っても市販のパイシートを使って作るので意外と簡単に出来るんです。
ちょっとしたコツとしてはカルチョーフィが柔らかくなるまでしっかりと炒め煮すること。
またイタリアではカルチョーフィの香りづけにミントをよく使うのだれど、これもおすすめ。
カルチョフィと相性がいいのはペコリーノチーズという羊のミルクから作られるチーズだけれど、日本では簡単に手に入らないと思うので無ければ家にあるチーズでOKですよ。
慣れてしまえば意外と簡単なカルチョーフィ料理。
アレンジとして、こんなキッシュはいかがでしょうか。
カルチョーフィ(アーティチョーク)のキッシュの作り方
材料 (直径25㎝のタルト型1台分)
- カルチョーフィ 6-7本
- 玉ねぎ ¹⁄2個
- 卵 3個
- 牛乳 150ml
- パルミジャーノのすりおろし 50g
- ペコリーノチーズ 100g(無ければピザ用チーズなどでも。ペコリーノチーズでもペコリーノ・ロマーノや日本のスライスチーズは塩分が多いので量に注意してください)
- 市販のパイ生地 1台分
- ミント 少々 (or イタリアンパセリ)
- ニンニク 1辺
- EVオリーブオイル 適量
- 塩
- 胡椒
作り方
2)フライパンにたっぷりのオリーブオイルとみじん切りにした玉ねぎ、ニンニク、ミントを加えて弱火で軽く炒める。
3)水を切ったカルチョーフィを加えて軽く炒める。コップ半量ほどの水と塩、胡椒を加えて蓋をし、15分ほどカルチョーフィが柔らかくなるまで蒸し煮する。煮えたら粗熱をとっておく。
4)ボウルに卵を割り入れて牛乳とパルミジャーノを加えてよく混ぜる。
5)オーブンシートを敷くかバター(分量外)を塗ったタルト型にパイ生地を広げてフォークで数か所穴をあける。カルチョーフィと小さく切ったペコリーノチーズを加えて軽く混ぜる。
6)4の卵液を流し入れてスプーンで全体を混ぜ合わせる。※パイ生地を破かないように注意してください。180℃に予熱したオーブンで35-40分ほど焼いたら出来上がり!