今日の一皿はタコ好きにはたまらない、蛸のトマト煮込み。
柔らかくなるまで弱火で煮たタコに、ついついワインが進んでしまう簡単なのにとっても美味しい一品について、次から解説していきますね!
イタリアンな蛸のトマト煮の材料は?
今回は至ってシンプルな材料、タコ、トマトピューレ、白ワイン、イタリアンパセリにニンニクとオリーブオイルのみ。
ここにケイパーやブラックオリーブオイルを加えても美味しいし、ジャガイモを足すとボリュームも出せます。
他にもイタリアンパセリの代わりにオレガノ、ローリエやタイムなどの他のハーブを使ってもいいですよ。
蛸のトマト煮をおいしくするコツ
作り方は本当に簡単で、ぶつ切りにしたタコをオリーブオイルとニンニクで軽く炒め、白ワイン、トマトピューレを加えて煮込むだけ。
弱火で、1時間。
唯一あげるコツとしては、弱火でじっくり、40分~1時間ほど煮込むとタコが柔らかく仕上がります。
ここでの注意点は、「タコは固くなってから、柔らかくなる。」ことを覚えておくこと。15-20分ほどの煮込み時間では、タコはいったん固くなります。その後30-40分ほど弱火で煮ることで柔らかくなってくるので、途中でやめずに煮込み続けて下さい。イタリアでの蛸の調理は、こうしてじっくり長時間煮るのが特徴なんですよ。
生ダコは、いったん冷凍!
また、生ダコは一度冷凍し、解凍してから調理すると、叩かなくても柔らかく仕上がります。ぬめりも取れて扱いやす いですよ。
生ダコでなく、よくスーパーで売ってるゆで蛸だともっと簡単に出来るので生ダコの処理が面倒ならもちろんそれでもOK。その場合も、火加減は必ず弱火で。
生ダコを使用した場合、タコからうま味たっぷりの水分が出て美味しいソースが出来ます。その蛸のソースはパスタに和えるとそれはそれは美味しいパスタとなるのでそれもお勧め。
材料もシンプルで、本当に簡単に作れてしまう、このタコのトマト煮。
失敗する心配もまずないので、タコ好きにはぜひ試して欲しい一品です。
蛸のトマト煮の作り方・レシピ
材料 (作りやすい分量)
- 生蛸 1匹(約800g)
- トマトピューレ 300㎖ or トマト缶1缶
- 白ワイン 80㎖
- ニンニク 2片
- イタリアンパセリ 少々
- EVオリーブオイル 適量
- パプリカパウダー(あれば)小さじ半量ほど
※ここへジャガイモ、ブラックオリーブ、ケイパーなどを加えても美味しいですよ!
作り方
1)生蛸は内臓と目、くちばしを取って水で砂とぬめりをよく洗い落とし、ぶつ切りにする、もしくは適当な大きさに切る(生ダコは加熱後1/3ほどの大きさになりますので大きめに切って下さい)。
茹蛸の場合は下処理はいらないのでそのまま適当な大きさに切る。イタリアンパセリはみじん切りに、ニンニクは縦半分に切って芽を取り除く。
2)鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、タコを加えて数分炒める。※ローリエやタイムなどのハーブを加える場合はここで加えて下さい。
3)白ワインを加えて強火にし、さらに炒める。
※ここでひと口大に切ったジャガイモを加えても美味しいですよ!
4)トマトピューレ(orトマト缶)、パプリカパウダーを加えて弱火にし、40分~1時間ほど、じっくりと煮込む。
※蛸からかなり塩分がでるので、この時点では塩は加えない。後で様子をみて塩を加えて下さい。
5)蛸が柔らかくなったらイタリアンパセリを加え、さらに数分煮たら出来上がり。