イタリアのキッズが大好きなこの菓子パン。ふんわり生地にチョコチップがたっぷり入っていると言えば、子供達に人気なのが納得ですよね。
パン・ゴッチョリとは?
パン・ゴッチョリ(Pan Goccioli)は、イタリアで大人気のクッキーブランド「ムリーノ・ビアンコ(Mulino Bianco)」が手掛けるチョコチップパン。イタリアではどこのスーパーでも見かける定番菓子パンなんですよ。
このほかにも、ムリーノ・ビアンコ以外のブランドから同様のチョコチップパンがいくつか登場しています。いずれも子供たちのおやつとして親しまれ、イタリアではお馴染みの存在となっています。

手ごねのコツ
パン作りの最大の難点である、『捏ねるのが難しい』『生地がべたべたするのが嫌』の問題を解決する方法の動画です。捏ね方次第でパンのふんわり度はますので是非ご覧ください。
本家のレシピには無いけれど、、、。
このレシピは、「このパン・ゴッチョリを家で作れないかな?」「子供達に焼きたてを食べさせてあげたいな」と考えて作ったレシピ。本家の商品には無いですが、私はいつも オレンジゼスト を加えて香りづけしています。チョコレートとオレンジの香りがよく合って、とっても美味しいんですよ。是非作ってみて下さいね!
パン・ゴッチョリ風チョコチップパンの作り方・レシピ
材料 16個分
- 強力粉 500g
- 牛乳 200㎖ (水と合わせて人肌程度に温める)
- 水 50㎖
- 卵 L玉1個 (よく溶いておき、大さじ1杯ほどを艶出しように取っておく)
- バター60g
- 砂糖 70g
- 生イースト 20g ( or ドライイースト 7g)
- 塩 4g(小さじ⅔)
- オレンジ 1個
- チョコチップ 100g
※イーストの量は夏季はこれより10%ほど減らす
作り方

- チョコチップ以外の材料をボウルに入れて軽く混ぜる。※溶き卵は大さじ1杯ほどを残しておき、後の艶出しに使います。

2) オレンジの皮を摺り下ろして加える。

3) よく捏ねる。ここでよく捏ねないと膨らみの悪い固いパンになってしまいます。
※捏ね方のコツは上の動画でご覧ください。

4) 生地を延ばして反対側が透けて見えるくらいまでよく捏ねて下さい。

5) 生地を丸めて固く絞った濡れ布巾をかぶせ、1次発酵。

6) 【冬場や気温の低い時期は】40度程度の湯を入れた鍋に生地を入れたボウルを浮かべ、オーブンの発酵機能を使ってもいいです。発酵機能が無ければ湯を張った鍋と一緒に、点火していないオーブンに生地を入れて蓋を閉めておくだけでも発酵が進みやすいですよ。

7) 生地が3倍ほどに膨らんだら1次発酵終了。ガス抜きをして生地を広げます。
※発酵が中途半端だと、ふくらみが悪く固いパンになる原因になります。『発酵は、焦らずじっくり』と。

8) 広げた生地にチョコチップを加え、何度か折りたたむようにして生地にチョコチップを混ぜ込みます。

9) 16等分にする。生地をカットする時は包丁やスケッパーで生地をグッと押し切るようにカットすると切れやすいですよ。

10) 生地を丸めて間隔を空けて並べ、2次発酵。ここでも乾燥を防ぐために乾いた布巾をかぶせて下さい。※濡れ布巾だと生地にくっついてしまうので乾いた布巾で。

11) 全体に2.5倍ほどに膨らむまで発酵させる。この2次発酵がきちんと出来ていないと、仕上がりが固くなってしまいます。あせらず、発酵完了までじっくり待ってください。

12) 生地に艶出しの溶き卵を塗り、190度に予熱したオーブンで12分ほど焼いたら出来上がり!