タコとジャガイモのイタリアンサラダ

今日はタコを使ったイタリアンサラダのご紹介。
使ったタコはモスカルディーノ(moscardino)という小型のタコ。
日本名はジャコウダコといい砂場に生息するタコで日本のイイダコによく似ている。
タコとジャガイモのサラダはイタリアでの定番の組み合わせ。
このモスカルディーノ、さっと3分ほど茹でてからジャガイモと合わせてたっぷりのイタリアンパセリ、オリーブ、ニンニク、レモンとマリネするとそれはそれは美味しいサラダが出来上がる。
イイダコ、もしくは普通のタコで作ってももちろん美味しい。

このタコの下処理はそれほど難しくなく水でよく洗って墨袋とクチバシ、目を取り除いたら適当な大きさに切って茹でる。
茹でるときはタコ自体から水分が出るので少量の水で茹でると、ゆで汁に旨味が逃げずに美味しく出来る。
そしてこのタコはイイダコと同じように砂場に住むタコなので流水でよく洗い、きっちり砂を落とすのを忘れずに。
ジャガイモとタコが湯掻けたらマリネして味が馴染んでから頂く。
冷やしても、温かいままでもどちらでも美味しいこのサラダ。
そうそう、キリリと冷えた白ワインも忘れずに!
ingredients (4人分)
- ジャコウダコ 1㎏ (正味約600g)
- ジャガイモ 3個
- レモン 1個
- オリーブ 20粒ほど
- ニンニク 2片
- イタリアンパセリ
- EVオリーブオイル
- 塩
how to cook
- ジャコウダコは水でよく洗い、墨袋、クチバシ、目を取り除いて適当な大きさに切り、少量の沸騰した湯で3-4分ほど茹でる。茹でたらそのまま冷ましておく。※こうしてゆで汁の中で冷ますことでより美味しくなります。
- ジャガイモを皮つきのまま洗い、鍋で水から茹でる。フォークがすっと通るようなら火が通ったので湯を切り、皮をむいてひと口大に切る。※火傷に注意してください。
- イタリアンパセリはみじん切りに、ニンニクは1片を2等分程度に切ってたっぷりのオリーブオイルとオリーブと混ぜ合わせてオイルに香りをつけておく。
- 茹で上がったタコとジャガイモをオリーブオイル液と混ぜあわせてレモンを絞り、塩で味を調えて味が馴染んだら出来上がり。