今日は北欧料理。
北欧と言っても使うのはサーモン、ジャガイモ、卵、牛乳など、どこでも手に入るもの。
これはフィンランドの料理でサーモンとジャガイモを層になるようにグラタン皿に詰めて卵液を流し、オーブンで焼いたもの。
メインの材料はサーモンとポテトなのだけれど、たまたま家にあった菊芋(イタリア語でトピナンブール)も加えて焼いてみたら これが結構美味しかったのでここへ書いておこうと思います。
この菊芋、シャキシャキとした食感があり すべてジャガイモで作るよりも軽い仕上がりとなります。サーモンなどの脂ののった魚とよく合い、我が家ではサーモンのオーブン料理をする時によく付け合わせとして使用するのがこのお芋。
菊芋はその栄養素から注目されている野菜で、日本では健康食品としてご存知の方も多いかもしれないですね。
そしてもう一つ、この料理に欠かせないのはディル。
北欧料理でよく登場するハーブで特にサーモンと相性がよい。これをいっぱい散らしてオーブンへ。
出来上がったものは味もボリュームも満点の一皿。
グレーな空模様が続くミラノの冬に、ちょっとだけ北欧の気分を味わった夜だった。
サーモンと菊芋とポテトのグラタンの作り方
材料 (4人分)
- サーモン 500g
- ジャガイモ 2個
- エシャロット 2個(無ければ玉ねぎ ½個)
- 菊芋 3個ほど(約200g)
- 卵 2個
- 牛乳 100㎖
- ディル 少々
- バター 少々
- 塩 少々
- 胡椒 少々
作り方
- ジャガイモ、菊芋、エシャロットは皮を剥き、薄くスライスする。サーモンは適当な大きさに切り、塩コショウをまぶす。オーブンは200℃に予熱しておく。
- グラタン皿にバターを塗り、ジャガイモ、サーモン、エシャロット、ディルを層になるように並べる。
- 卵をボウルに割り入れ、牛乳と塩を加えて混ぜ合わせ、グラタン皿の具にかけるように流し入れる。
- 予熱したオーブンで約35~40分ほど焼いて出来上がり。