フィノッキオ、コトレッタ、、、。
ちょっと聞きなれないカタカナ料理かもしれないですね。
まずフィノッキオ(finocchio)とは日本ではフェンネル、ウイキョウとも呼ばれるイタリア野菜。セロリのような爽やかな香りが美味しい、イタリアではとてもポピュラーな食材です。
どうやって食べるの?
フィノッキオについて詳しくはフィノッキオの美味しい食べ方とレシピ集のページにあります。
サラダだけじゃない、グラタンや酢漬けの保存食など いろんなレシピがありますよ!
そしてコトレッタとはカツレツのこと。一般的にはミラノ風カツレツのように豚肉や鶏肉などで作らることが多いですが、こんな風に野菜のコトレッタも美味しいんですよ。
今回はより軽さを出すために衣に卵を使用せず、小麦粉、水、パン粉のみのシンプルなもの。もちろんボリュームを出したければ卵を使ったバッター液にパン粉をつけても美味しいです。
一点、このフィノッキオのコトレッタを作るときの注意点はフィノッキオの切り方。
フィノッキオは縦に繊維が通っているため筋っぽさを無くすのに私はいつも横方向にカットします。でもこのコトレッタはその切り方だとバラバラになってしまうので、このフィノッキオのコトレッタを作る場合は芯の部分を残して縦方向にカット。そもそもナイフとフォークで食べるものなので、縦方向に切ってもまあ、問題ないかなと(笑)。芯の部分も火を通せば美味しいのでそのままで大丈夫ですよ。
サラダで食べるイメージが強いフィノッキオ、こんな風にコトレッタにしてみるのもおすすめですよ。
フィノッキオ(フェンネル)のコトレッタの作り方
材料
- フィノッキオ(フェンネル)
- 小麦粉 適量
- 水 適量
- 塩
- 揚げ油 適量
作り方
1)フィノッキオは緑の茎の部分と底の部分を軽く切り落とし、1㎝ほどの厚さのくし形に切る。芯の部分もそのままで大丈夫です。
2)ボウルに塩ひとつまみと薄力粉を入れ、とろりとした状態になるまで水を少しずつ加える。少しとろみがある方が衣がしっかりつきます。
3)フィノッキオを2の水溶き小麦粉につけてからパン粉をつける。
4)油で揚げる。シンプルに塩胡椒をして食べても美味しいし、好みのソースをかけて食べてもいいですね。