今日はタコを使った抜群に美味しいイタリアンサラダのご紹介。
使ったタコはモスカルディーノ(moscardino)という体長15-20㎝ほどのイイダコによく似た小型のタコ。
このモスカルディーノ、和名はジャコウダコといいうま味が強くその名の通りジャコウのような香りが特徴。モスカルディーノという名前はそのままずばりイタリア語でジャコウ(ムスク)を意味するムスキオ(muschio)が由来なんですよ。
このサラダの作り方は至ってシンプルでタコを茹でてからジャガイモと合わせてたっぷりのイタリアンパセリ、オリーブ、ニンニク、レモンとマリネするとそれはそれは美味しいサラダが出来上がり。
イイダコ、もしくは普通のタコで作ってももちろん美味しいです。このタコの下処理はそれほど難しくなく水でよく洗って墨袋とクチバシ、目を取り除いて茹でるだけ。
茹でるときはタコ自体から水分が出るので少量の水で茹でると、ゆで汁に旨味が逃げずに美味しく出来ます。そしてこのタコはイイダコと同じように砂場に住むタコなので流水でよく洗い、きっちり砂を落とすのを忘れずに。
ジャガイモとタコが湯掻けたらマリネして味が馴染んでから頂く。
冷やしても、温かいままでもどちらでも美味しいこのサラダ。
そうそう、キリリと冷えた白ワインも忘れずに!
蛸とジャガイモのイタリアンサラダの作り方
材料 (4人分)
- ジャコウダコ 600g(イイダコや普通のタコでもOK)
- ジャガイモ 3個
- レモン 1個
- オリーブ 20粒ほど
- ニンニク 2片
- イタリアンパセリ
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
- ジャコウダコは塩で揉んで流水でよく洗い、墨袋、クチバシ、目を取り除く。少量の湯を沸騰させてタコを入れたら火加減を少し落として3-4分ほど茹でる。茹でたらタコをそのまま湯の中で冷ました後に適当な大きさに切る。
- ジャガイモを皮つきのまま洗い、鍋で水から茹でる。フォークがすっと通るようなら火が通ったサインなので湯を切り、皮をむいてひと口大に切る。
- イタリアンパセリはみじん切りに、ニンニクは1片を縦半分程度に切ってたっぷりのオリーブオイルとオリーブと混ぜ合わせてオイルに香りをつけておく。※ニンニクは香りづけのためなので後で取り除きますが、好みで少量をみじん切りにして一緒に食べてもいいです。
- 茹で上がったタコとジャガイモをオリーブオイル液と混ぜあわせてレモンを絞り、塩で味を調えて味が馴染んだら出来上がり!