とっても簡単でワインのあてにもピッタリな今日の一皿。
花ズッキーニのトルタ・サラータ。
トルタとはイタリア語でケーキ、焼き菓子、そしてサラータとは塩味の、と言う意味。“キッシュ” と言えばおそらくピンとくるかもしれない。
花ズッキーニは春から初夏にかけてが旬でフリットなどが花ズッキーニを使った定番料理(レシピはこちら)だけれどこうして焼いても美味しい。
今回のトルタはベースに市販のパイ生地を使うので見た目よりもとっても簡単。中身の生地に使ったのは卵とクレシェンツァ(crescenza)という少し酸味の効いたフレッシュチーズを混ぜ合わせたもの。
無ければリコッタでもいいし、日本で手に入りやすいクリームチーズなどでもいいと思う。
そしてフィリングを流し入れる前にパイ生地に塗るのは花ズッキーニとの定番の組み合わせ、アンチョビ。今回はアンチョビをみじん切りにして少しオリーブオイルで伸ばしたものをパイ生地に塗ってみた。
このトルタ・サラータ、味の美味しさはもちろん、花がのった見た目も可愛いのでちょっとしたおもてなしにもピッタリ。
フリットの次のレシピをお探しならこんな可愛いトルタはいかがでしょうか?
花ズッキーニのトルタ・サラータの作り方
材料 (15×20㎝の型一つ分)
- 花ズッキーニ 12個
- クレシェンツァチーズ(or リコッタ) 150g
- パイシート 200g
- 卵 3個
- アンチョビ 20g
- EVオリーブオイル 大さじ2
- 塩
作り方
- 花ズッキーニはガクの部分と雄しべ、めしべを取り優しく洗ってキッチンペーパーで水気を取っておく(詳しい下処理の仕方はこちら)。花ズッキーニは半量はそのまま残し、半量は小さく切る。アンチョビはみじん切りにしてオリーブオイルと合わせてペースト状にする。オーブンは180℃に予熱する。
- クレシェンツァと卵と塩一つまみをブレンダ―で撹拌する。そこへ小さく切った花ズッキーニを混ぜ合わせておく。
- 耐熱皿にオーブンシートをひいてからパイシートを敷き詰める。底はフォークでまばらに穴をあける。
- パイ生地にアンチョビのペーストを塗る。
- チーズと卵の液を流し入れ、上から残りの花ズッキーニを並べて180℃に予熱したオーブンで35-40分ほど焼いたら出来上がり。冷ましてから切り分けて召し上がれ!