イタリアの春には欠かせない野菜、アーティチョーク。
イタリア語では カルチョーフィ(CARCIOFI)と呼ばれる、このとっても美味しい野菜で作るリゾットを紹介します。
今回のレシピは、柔らかく煮たアーティチョークをクリーム状にしてリゾットにする作り方。アーティチョークの優しい香りと甘味を存分に味わえる、とっても美味しいリゾットですよ。
細かなコツは下のレシピで紹介しますね。
アーティチョーク(カルチョーフィ)のリゾットの作り方・レシピ
材料 2人分
- リゾット用のお米 180g
- アーティチョーク 2本
- 玉ねぎ ¼個
- ニンニク 小さめ1片
- イタリアンパセリ 少々
- グラーナ・パダーノ(or パルミジャーノ)のすりおろし 30gほど
- 野菜のブイヨン 700ml~800ml ※必ず熱いものを。
- 白ワイン 80ml
- オリーブオイル 適量
- 塩 少々
作り方
1)アーティチョークは外側の固い花弁をむいて縦12等分に切る。茎も皮をむいて5mほどに切る。
切ったらあく抜きのためにレモン汁を絞った水に浸けておく。
※カルチョーフィの詳しい下処理方法はこちらをご覧ください。
2)みじん切りにした玉ねぎを、オリーブオイルでしんなりと透明感が出るまで炒める。
3)2の鍋にアーティチョークを加え、軽く炒める。ブイヨン少々を加えて蓋をし、アーティチョークが柔らかくなるまで煮る。
4)柔らかく煮えたアーティチョークの半量をお皿に取っておく。
残りの半量をブレンダーでクリーム状にする。
5)アーティチョークを取り除いた鍋に、再度オリーブオイルを少々入れてお米を炒める。※お米は洗わない。
白ワインを加えてアルコールを飛ばす。
6)ブイヨンをお米が浸かる程度の量を入れる。4のアーティチョークのクリームも加える。
お米が水分を吸ったら、ブイヨンを加え、また吸ったら再度ブイヨンを加える、を繰り返す。
7)お米が固めのアルデンテになったら、取っておいたアーティチョークを加えて一混ぜし、火を止める。
水分量は写真の程度に調整する。これからお米が水分を吸うので、ブイヨンがまだお米の表面にしっかり残っている程度で火を止めて下さい。
8)そのまま2-3分ほど休ませる。
9)パルミジャーノを加え、木べらでよく混ぜる。
こうして力強く混ぜることをイタリア語でマンテカーレと言います。しっかり混ぜることでリゾットにクリーミーさが出ます。
10)みじん切りにしたイタリアンパセリを加え、一混ぜしたら出来上がり!