鱒(マス)というと日本ではあまりスーパーで一般的に売っている魚ではないかもしれないですね。
けれどこちらイタリア、特に北イタリアでは大抵のスーパーにあるとても一般的な魚。サーモンよりも脂身が少なく、さっぱりしているので我が家ではよく食べる食材の一つです。
この鱒にミカンのスライスを乗せてオーブンで焼き上げてみたらこれが結構美味しかったんです。
もちろんあればオレンジでも美味しいけれど、みかんを使った理由は 単純に “ちょうど家にあったから” (笑)
ミカンとともに鱒へふりかけるのはピンクペッパー(ローズペッパー)。
このピンクペッパーは普通の粒胡椒のように固くなく、辛みも穏やかなのでこうして粒のまま乗せても大丈夫。赤い実が彩のアクセントにもなるのでこうして魚料理や野菜料理などいろいろと使える便利な胡椒。無ければもちろん普通の黒胡椒でもいいですよ。
ミカンの爽やかな香りと鱒の旨みが美味しいこの一皿。
きりりと冷えた白ワインと共に召し上がれ!
鱒とミカン (オレンジ) のオーブン焼きの作り方
材料 (4人分)
- 鱒(半身)2枚 (1枚約250gのものを使用しています)
- ミカン 3個ほど
- ピンクペッパー 適量
- 塩
- 胡椒
- EVオリーブオイル
作り方
1)鱒に軽く塩をふり、10分ほどおく。出てきた水分をキッチンペーパーでふく(こうすると臭みとりに効果的です)。オーブンシートをひいた天板に鱒を並べ、塩と胡椒(普通の黒胡椒)をふる。
2)ミカン、もしくはオレンジのスライスを上に並べ、ピンクペッパーも散らして210℃のオーブンで20分ほど焼いたら出来上がり!