イタリアで一年中見かけるお馴染みの野菜の一つがこのコステ(ビエトラ・ダ・コステ)。
日本ではフダンソウ、スイスチャードと呼ばれているものだけれど、このコステは芯の部分が肉厚でどっしりと重みがあるタイプ。
今日の一皿はこのコステを使ってグラタンにしてみました。
調理のポイントとしては、白い茎の部分はしっかりと茹でて柔らかくしておくのがコツ。
日本ではおそらく手に入りにくい野菜なので、コステと同じ仲間のホウレンソウやコステの小さいタイプであるスイスチャードで作ってみても美味しくできますよ。
コステ(ビエトラ・ダ・コステ)とは?その特徴や食べ方
ビエトラ・ダ・コステ(スイスチャード)とは?
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このグラタン、生クリームを入れるので食べ応えがあるしオーブンで簡単にできるのでパーティ用にもピッタリ。オーブン料理は少し面倒と思われがちだけれど、大人数分を一気に調理できるので来客が多いときには実はとっても便利なんですよ。
簡単に出来て、見た目も豪華な野菜グラタン。是非お試しあれ!
コステのグラタンの作り方
材料 (4人分)
- コステ 1㎏
- 生クリーム 200㎖
- 卵 3個
- パルメザンチーズ 50g
- バター 30gほど
- ニンニク 2片
- 塩 少々
- 黒コショウ 少々
作り方
- コステはよく洗い、白い茎の部分は3~4センチほどに、葉の部分は1㎝程度に切り、茎と葉を分けておいておく。グラタン皿にバターを塗っておき、オーブンは200℃に予熱する。
- 沸騰した湯に塩とニンニクを入れ、コステの緑の葉の部分を5分ほど茹で、お皿にとっておく。同じ湯で白い茎の部分を15分ほど茹でて湯を切っておく。
- グラタン皿にコステの茎と葉を交互に層になるように入れ、各層の間にパルメザンチーズと黒コショウを挟んでいく。
- 卵と生クリームと塩を混ぜ合わせた液を3の上から流し入れ、200℃のオーブンで45分ほど焼いて出来上がり。