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ファッロとうずら豆のスープ

肌寒い季節になってきたらほっとするスープが欲しくなりますよね。 今日の一皿はファッロ(farro)という古代小麦を使った “食べるスープ” ファッロ(スペルト小麦)やオルゾ(大麦)などの麦類はイタリアではスープに入れたり、夏ならばサラダにしたりとよく食されるんです。 このファッロのスープにボルロッティ豆(うずら豆)を加えたのでこれ一皿でバランスの取れたとってもヘルシーなスープなんですよ。 ボルロッティ豆は調理後はそのきれいな紫色が消えてしまうけれど、日本名のうずら豆という名前からもわかるように新鮮なものは鮮やかなうずら模様をしている豆。初夏から秋ごろまでイタリアではフレッシュなものが出回るとてもポピュラーな食材です。 お腹も心も温まり、栄養も満点のこのスープ。 木枯らしが吹いたら食べたくなる、我が家のcomfort food です。 …

アスパラガスとファッロのスープ

今日のランチはピンクアスパラガスを使ったスープ。スープと言ってもファッロ(farro)という古代小麦を使うので “食べるスープ” 。 このファッロ、他の小麦に比べてグルテンの含有量が低く、食物繊維やビタミンB群を豊富に含むヘルシーフードなんです。 現在主流の小麦は、ほとんどが品種改良されたものに対してこのファッロは、古代小麦の名前からも想像出来るように品種改良されていないまさしく “古代のままの小麦”。農薬や化学肥料を使わなくても育つ強い小麦なのでビオ素材としても知られます。素朴な味とムチっとした食感が美味しい麦です。 ちなみに、イタリア語で小麦粉のことをファリーナ(farina)といいますが、これはこのファッロ(farro)から来ているんですよ。 ファッロの前置きが長くなったけれど、このスープの主役はピンクアスパラガス(ピンクアスパラガスについて詳しくはこちら)。 ピンクアスパラガスは先日、このピンクアスパラガスの生産地として知られるイタリアのメッザーゴ(Mezzago)という街へ行ったときに手に入れたもの。 そこで食べたスープを再現したというわけ。 …

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