カーボロ・ネロ(黒キャベツ)と大豆のミネストラ

カーボロ・ネロ(黒キャベツ)は冬になるとよく食べる我が家の定番野菜。
よく作るのはミネストラでトマトを入れないバージョンが好きなのは夫(レシピはこちら)。
でも私はこのトマトソースで煮込むタイプが好き。本当はひよこ豆で作ろうと思っていたのだけれどひよこ豆だと思い込んで昨晩水につけていたのはなんと大豆。朝になって大きくなっていた大豆を見てあれ?と気が付いた。
まぁ、いいや、今日は大豆を使ってミネストラにしよう。
黒キャベツは普通のキャベツよりも繊維質で固いので大きく固い葉の場合は煮込む前に一度塩ゆでをすると柔らかく炊ける。小さく柔らかい葉の場合はそのまま調理して大丈夫。
日本の母がカーボロ・ネロを一度栽培してみたけれど固いし美味しくなかったのでもう作らないと言っていた。でもその調理方法を教えてあげると
「なるほど下茹ですると柔らかくなるし甘味もでるね。」
と、またその栽培に挑戦してみる気になったらしい。
煮込めば煮込むほど美味しくなるカーボロ・ネロ。
慌ただしく過ぎていく毎日でもこうやってじっくりと時間をかけてごはんを作ると不思議と心も穏やかになる。
スローフード発祥の国、イタリアらしい野菜だなぁ、とコトコト煮える黒キャベツを見ながらふと思った。
ingredients (for 4 persons)
- カーボロ・ネロ 700g
- 大豆(水煮したもの) 300g
- パプリカパウダー 大さじ1
- ニンニク 2片
- トマトピューレ 500㎖
- 水 200㎖
- 塩 少々
- オリーブオイル 少々
preparation
- カーボロネロを洗い5㎜ほどの大きさに切り、沸騰した湯で5分ほど塩ゆでする。茹で上がったら湯をよくきっておく。ニンニクはみじん切りに。
- 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で焦がさないように炒めオイルに香りをつける。
- 鍋にカーボロネロ、大豆、トマトピューレ、パプリカパウダー、塩、水を加え40-50分ほど、弱火で煮る。
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